今日の話は恥ずかしいので、英語訳はつけません。。
Today’s story is so embarrassing, so I am not going to add English Translation nor Furigana…
22歳の時、ワーキングホリデーで、オーストラリアに行きました。
そこで、大学生のイギリス人の男の子を好きになりました。
外国人を好きになったのは初めてです。
その時は英語は全くわかりませんでした。
ハグしていい?と言われて、ハグって何?と言いました。
言葉はよく分からないけど、いろんなところにデートに行きました。
彼のバイクにも乗せてもらって、青春満喫!
でも、時々、「おかしい。」と思うことがありました。
なんか他の女の子とも遊びに行っているようですが、私のことは彼女だし、彼女たちは友達だ、と言うのです。
「好きなのは花子だけ」と言っていました。
彼の誕生日プレゼントをあげたのに、私の誕生日を忘れていました。
でも、いつも「花子はかわいいね」とか、「君が自分には一番だ。心から。」など言うので、私は彼を信じていました。
日本人男性はそんな甘いことを言ってくれなかったので、毎日夢見心地でした。
ワーキングホリデーで1年が経って、私はもうビザがないので日本に帰らなければいけませんでした。
泣く泣くイギリス人の彼とはお別れしましたが、「日本に会いに行くから。」と彼は言いました。
私はその後、彼に会いに行きました。
彼は「日本に会いに行く。」と言うのに、全然会いに来ません。
しかし、彼はイギリスには帰って、女友達の家に泊まったりしていました、
それを隠すこともしません。
それでも、「俺をしんじないのか?」と言うので、信じようとしました。
自分では、彼が自分に本気ではないことに気がついていましたが、現実を見たくなかったので、自分に「彼を信じる。」と言い聞かせました。
「3ヶ月後に行く」と言ってこなかったのが3回続きました。
その頃には、もう心がボロボロになりました。
「連絡を取らなくなるのは悲しいけれど、このままでは自分がダメになってしまう。」と彼にさよならを言ったのは、一年半後でした。
本当に彼が好きだったので、本当に悲しかったです。
彼は私には真剣ではなかったのに、なんであんなに甘い言葉が言えるのか、不思議で仕方ありませんでした。
でも、「支那米の袋」を読んだ時、「もしかしたら私もあんな風になっていたのかもしれない!」と思いました。
現実を見たくない女性の気持ちがすごくわかった22歳の花子でした。
今度出る私の本、「Hanako’s Pick! Japanese Literature」に、「支那米の袋」について書きました。
多分5月に発売されます。ぜひ買ってください。。。